VTuberに関する所感
みっぷる先生です。
約5年近くなんだかんだVTuberに触れてきました。
そのうえで、ただ私が思ったことを書き殴るだけです。
以下本文
約5年近く見ているとは言えど、実際には見ていない期間が1年弱あります。この原因、何があったといえば「ゲーム部プロジェクト」の解散です。当時、一番好きなVのグループでしたから解散したのは本当につらかったのを今でも覚えています。細かく言えば解散よりも前、魂の入れ替えの辺りから見る回数ががくんと減りました。
この時、勿論推していたグループが解散したということ自体もつらかったのですがそれ以上に、「VTuberの中の人」という当時タブー視されていた話題が表に出てきたことが現実を突きつけられたような気がして、一度冷める原因になったと思います。実際、もう一度戻ってくる時「面白いな」「かわいいな」と思ったVTuberについて、まずは中身から調べることから始めていました。今思えば、「なんであんなことしてたんやろなぁ」と...
今年は、そんな「ゲーム部」時代の出来事を(私の中で)彷彿とさせるようなことが多くありました。あくたん、クロヱの卒業・配信活動終了やwrwrdの分裂等々... 純粋にエンタメを楽しんでいたのにも関わらず、急に現実を突きつけられる。この感覚、いまだに慣れませんね。
※ここからは、本格的に個人的な意見です。この内容に事実や確証が含まれるわけではございません。
純粋にキャラクターとして楽しむべきなのか、それともその先にいる中の人、本来のその人を見るべきなのか。人によって答えは違うと思います。ただ、実際にそういった活動をする方、あるいはそれを支援・運営する方はどちらかの需要に振り切るべきなのかと思います。今は、それがごっちゃになっているから片方が見えると、もう片方がそれを叩く、みたいな状況になっている気がします。中の人が生み出すコンテンツが重要視される、立ち絵やキャラを通して「中の人」を見るタイプであればそれは中の人が優先されるべきだろうし、逆にキャラクターとして楽しませたいのであればそのキャラクターの設定に忠実にならなければいけないでしょう。昨今の方向性の違いブームを見ていると(そして転生ブームを見ていると)、支援・運営側の「キャラクターとして楽しませたい」方針と演者側の「キャラクターを通して中の人を楽しんでほしい」方針で対立しているのではないかなと。もしくは、運営の仕方が「キャラ売り」なのにも関わらず「中の人」のコンテンツに頼っている(ように見える)ことも対立構造を生み出す原因になっているのかもしれませんね。スキル的な部分は仕方ないとは思いますが...()
「お金」という部分も大きくかかわる気がします。特に、会社として支援・運営をする形態で活動されている方々について。何をするにもお金は重要ですからね。自力でやる、あるいは強いコネを使うとかそういったものでなければ基本お金を払って活動環境を揃えるわけです。その分を取り返さなくては損です。しかし、趣味としてやるのであれば得も損も考えなくていい。会社としては損だけど、演者側・本人としては損じゃない。このズレというのも対立の原因になっている気がします。おまけに、会社にとって言えば利益を埋めなければ社員が生活できなくなってしまいますから「稼ぐ活動」というのは非常に重要なわけです。
ただ、こういった課題が出てくることは必ずしも悪いことではないと思います。ある意味事務所側・企業側が赤字覚悟で業界を支えていたからこそ今の成功があるわけですから、それが赤字を覚悟しなくても運営していけるようになった、安定して稼げる環境を整えられた、「あとはやるだけ」になった。これは大事なことだと思います。ただ、その結果これまでの赤字覚悟で支援するような(=趣味の延長線的な活動を支援する)ことが難しくなった。それだけのことなきがします。
なんか、うまくまとめらんないからここで終わり!
追記
木曜日にこの文章を書いていたわけですが、中身の確認とかしているうちにファウナの卒業も発表されました。
基本的には上記の思いと同じです。
「推しは推せるときに推せ」
あくまでも提供されるコンテンツを楽しむしかありません。それが自分に合わないのであれば自分で作るしかないのです。その矛先を事務所・運営やタレントに対して向けるのは筋違いです。他人、特に企業を変えることは難しいのですから、自分が変わるしかないのです。現状に残り続けるも、新たに提供されるコンテンツに移行するのも、上記の話にも書きましたが「キャラ」を見るか、「中」を見るか、これを各々が選択すべきです。
私もつらいものはつらいです。ですが、仕方のないことと考えるしか方法はありません。
無論、建設的な意見や提案ができるのであればそれは窓口から直接伝えるべきでしょうけれども。一概に声を上げることが悪いとは私も思いません。
ただ、それが自らの感情に忠実になった主観的な意見であるのであればそれは普通には見えないようにするべきなのかもしれません。(だからこそ、私も新たにブログを開設してこの意見を書いています。)
とはいえ、あくまでも1ファン、1クリエイターもどきの意見でしかないですから右から左に聞き流してください。これが正解では絶対にないですから。
12/1 13:30
もう少しだけ追記(というか呟き)
氷山の一角しか情報は出てこないから仕方がないけど、それでもその情報だけで批判に持っていくのは違う。個人的には、色々な事情を庇っているようにしか見えない。
そもそも、あんだけの人数をまとめてる時点で難しいこと。それを率先してやっていて、さらに収益が上がるようにして、成長できるようにしている。そこに対してのリスペクトは持ち続けなければならない。意見を言うことも大事だけど、しっかりと伝えるには感情を0にした状態で適切な場所で言わなければならない。感情むき出し、場所も問わず叫び散らかしていても効果は得られない。むしろ、マイナスな方面に働く可能性だってある。
それができなきゃ、純粋なファンでもアンチとして捉えられる。
言いたいことがあるなら私みたいに見えないところでテキストに消化するなり、誰かと声で話した方がいい。散々、感情に任せて言いたいこと言いまくって、出し切ってから改めて、しかるべき場所に問い合わせたらいい。
私は、そう考える。